2024-08-15 今日のメモ
用事が早く終わったので鳴いているカチューシャのそばで勉強したり本を読むことにする。日が暮れてゆくのを見越して先に本を読み、あとから携帯でできることをする。
カチューシャと私はお互い何も言わず、ただ体をくっつけあってそれぞれのことをする。だんだん空が暗くなって手元が見えなくなって、それでも眠っているカチューシャが熱くて重たくて動けないから空を見上げる。こんな風に黙って空が暗くなっていくのを見つめることを、なかなか普段はできない。随分おかしなことだと思う。
子どもの頃に、子どもといっても本当にまだ幼い時だと思うけれど、日が暮れて一日が過ぎ去っていってしまうことを悲しく感じていたことを思い出す。見送ってもまた明日同じように太陽が登ってきて朝になることは知っていたような気がする。それでも、今日の一日が、長くていろんなことがあった一日がもう終わってしまうこと、二度と帰ってこないような気がして切なく懐かしかった。
いつから、毎日が当たり前に来るなんて考えるようになったんだろう?毎日が繰り返しだと感じるようになったのはいつから?